セレナード第9番二長調《ポストホルン》3
編成は、フルート2、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニおよび弦合奏で、このほか第六楽章の第ニメヌエットで、フルートがフラウティーノ(ピッコロ)、ホルンがポストホルンに一本持ち替えて演奏する。
このピッコロは第一トリオ部に独奏楽器として出てくるが、モーツァルトの自筆譜には書かれていないことから、ピッコロを用いない演奏も多い。
もっとも新しいヴェーグ指揮ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカの演奏には入っているし、演奏もとてもよい。
なお、このセレナードには前後に《二つの行進曲二長調》K三三五が置かれることがある。
この行進曲が「ポストホルン」セレナードのために作られたという証拠はないのだが、この形の演奏も最近は多い。